UM ESTUDO SOBRE COMO OS FALANTES DE PORTUGUÊS DO BRASIL ESTUDANTES DE JAPONÊS UTILIZAM A ESTRUTURA “TEIRU N GA ARU”
Palabras clave:
ブラジル・ポルトガル語, 結果残存のテイル, 冠詞, 母語の影響Resumen
日本語で「結果残存のテイル」とブラジル・ポルトガル語(以下BP)の「estar+過去分詞」は基本的に対応する。そのため,「結果残存のテイル」は比較的に習得が困難ではないと思われるが,日本語母語話者が「結果残存のテイル」を使用しているのに対して,BPを母語とする日本語学習者(以下BPS)が「ついている電気がある」のような「結果残存の「テイルNがある」」を使用している場合がある。これはBPにおける不定冠詞の影響だと思われる。この現象を確認するため本研究ではBPSを対象とし,アンケート調査と文法性判断調査を通して,その特徴を提示した。その結果,不定冠詞がつく場面では「結果残存の「テイルNがある」」の使用が見られ,母語の影響があることが考えられる。
Descargas
Citas
庵功雄(2010)「第1回 アスペクトをめぐって」『中国語話者のための日本語教育研究』創刊号,中国語話者のための日本語教育研究会編,41-48.
稲垣俊史(2013)「テイル形の二面性と中国語話者によるテイルの習得への示唆」『中国語話者のための日本語教育研究』第4号,中国語話者のための日本語教育研究会編,29-41.
彌永史郎(2011)『新版ポルトガル語四週間』大学書林.
儀保ルシーラ悦子(2014)「ブラジル・ポルトガル語のアスペクト・テンス体系-日本語のアスペクト・テンス体系との比較研究」『ロマンス語研究47号』, pp.1-10,日本ロマンス語学会.
黒野敦子(1995)「初級日本語学習者における「-テイル」の習得について」『日本語教育』87,153-164.
陳昭心(2009)「「ある/いる」の「類義表現」としての「結果の状態のテイル」-日本語母語話者と中国語を母語とする学習者の使用傾向を見て-」『世界の日本語教育』,国際交流基金.
寺村秀夫(1982)『日本語のシンタクスと意味Ⅰ』くろしお出版.
トッフォリ・ジュリア(2019)「ブラジル・ポルトガル語を母語とする日本語学習者の結果残存のテイルの使用傾向―定冠詞と不定冠詞による影響」『一橋大学国際教育交流センター紀要』創刊号,一橋大学国際教育交流センター,29-40.
Hinds, John (1986) Situation vs. Person Focus.くろしお出版
Descargas
Publicado
Número
Sección
Licencia
Los derechos de autor pertenecen a la Revista Hon en Mishi - Estudios Multidisciplinarios Japoneses ya los autores de cada artículo. Todo trabajo o parte de él, cuando citado o utilizado, debe ser referenciado.